住田弁護士 加害4教師「有給休暇」に怒り「恩典の必要一切ない」市議も巻き込まれる
弁護士の住田裕子氏が18日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。神戸市立東須磨小の教員間の卑劣な暴力問題で、現在、加害教師4人が謹慎などの制度がないため「有給休暇」となっていることに、「恩典を与える必要は一切ない」と厳しく断じた。
司会の宮根誠司が「有給休暇はめちゃくちゃ違和感あるんですけど」と問うと。住田弁護士は「私もびっくりしたんですね。調査も始まっているんですから、一種の待機です。出勤に及ばず、出てくるなって話で、有給でお給料がもらえる立場にするって、とんでもないです」と批判した。
ライブ出演した、神戸市議会の文教こども委員会副委員長の岡田ゆうじ市議が「まったく同感」としたうえで、制度上はひとつの不祥事に対して2度、罰することができないため、事態をある程度把握してから判断せざるを得ない問題点を指摘した。
これに住田弁護士は「すみません!」と猛烈な勢いで遮り、「裁判でも一事不再理、そんなの当たり前なんです」とお怒り。「今回は罰する可能性があり、その前の調査に入った以上は、有給休暇でなく待機処分とかにすればいい。お給料を与える、恩典を与える必要は一切ない」と納得がいかない様子だった。