菅元首相、関電から献金疑惑の稲田朋美議員に「安倍政権の居直り象徴」

 菅直人元首相が6日、ツイッターを更新。関西電力の幹部らに計3億2千万円の金品を渡していたとされる福井県高浜町の元助役・森山栄治氏(故人)の関連会社などから献金を受けていたと報じられた自民党の稲田朋美衆院議員の姿勢を受け、「安倍政権の居直り姿勢を象徴している」と批判した。

 菅氏は「昨日のラグビーサモア戦、日本チームは素晴らしかった。最後のトライが特に見事だった。国会はどうなるのか」と前振りし、「今日の(NHKの)日曜討論で関電から献金を受けていたとされる稲田朋美議員が自民党の代表として出席。安倍政権の居直り姿勢を象徴している」と、自身に降りかかっている問題に対して当事者意識を感じられないと指摘。「日本の原発ゼロを実現するには2021年3月までの1年半が勝負」と持論を付け加えた。

 さらに、菅氏は「喉元過ぎれば熱さを忘れるという言葉があるが、福島原発事故は日本列島に日本人が住めなくなる瀬戸際の事故であったことを忘れてはならない。それを言い続ける事が事故当時総理として、そして原子力災害対策本部長として、事故対応に当たった私の責任と考えている。原発がある限り事故はまた起きる」と危機感を示した。

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