宮沢氷魚「何よりうれしい」こと激白 今旬なイケメン「偽装不倫」でブレーク

 モデルで俳優の宮沢氷魚(ひお=25)が、日本テレビ系ドラマ「偽装不倫」(水曜、後10・00)で主演の杏(33)の相手役を務め、存在感を発揮している。長い手足に色白のルックス、物憂げなまなざしは色気たっぷりで、原作者の東村アキコ氏は「塩顔イケメン令和代表」と絶賛。THE BOOMの宮沢和史(53)を父に持つ“二世タレント”だが、来年には初主演映画の公開も決まり、もう七光りとは呼ばせない活躍ぶりだ。ドラマは11日に最終回。今、最も旬なイケメンを直撃した。

 独特な色気と透明感で注目を集め、インスタグラムのフォロワーは「偽装不倫」放送前から14万人増加した。宮沢は「すごいプレッシャーですけど、うれしいです。東村さんに『氷魚くんでよかった』と言っていただいたのが励みになりました。SNSで(視聴者が)『“丈ロス”になりそう』と書かれているのを見たので、ロスがないと逆に寂しいですね」とさわやかに笑った。

 ドラマで演じる伴野丈は、独身のヒロインがとっさについた「結婚している」というウソを信じ、偽りの不倫愛に身を投じていく役どころ。手術成功率が低い脳腫瘍を患っている設定で、クランクイン4カ月前から食事制限をして3キロ減量。もともと細身だったが、身長184センチで体重62キロと頬がこけるまでになり、はかなく物憂げなオーラが増した。

 11日の最終話では、2人の恋がどのような結末を迎えるのか、原作ではまだ描かれていないラストが提示される。主演する杏の夫で俳優の東出昌大(31)とは昨年冬に舞台「豊饒の海」で共演。東出に誘われて自宅に招かれ、杏の手料理を食べたこともあるという。

 「東出さんにメールで『杏さんと一緒にやります。よろしくお願いします』と報告したら『氷魚君だから安心して見られるよ』と返事をもらったのでよかったと思います。(杏との共演は)不思議な感じですけど、縁だなと感慨深いですね」

 俳優デビューから2年。当初はインタビューで「BOOMの息子」として父のことを聞かれない日はなかったが、状況は変わりつつあるという。

 「芸能界に入った当初は自分のことより父のことを聞かれたこともありました。仕方ないなというか、自分でも誇れるものがなかったので。前は『役が決まって、お父さんは何か言ってましたか?』と必ず聞かれていたので。それは嫌ではないんですけど、自分のお仕事が増えてきて、父のことを聞かれることが減っていった。すごくうれしいですね。僕を宮沢氷魚として見てくれるのが何よりうれしいので」。

 現在の事務所に所属した直後は、オーディションで30連敗したこともある苦労人。定期的に出演作を見返すなどコツコツと自身を高め、来年1月には初主演映画「his」が公開されるなど、飛躍の季節を過ごしている。

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