TOKIO・松岡、次の職場は「死役所」 「非常にミステリアス」新境地に興味津々

 TOKIO・松岡昌宏(42)が、10月スタートのテレビ東京系ドラマ「死役所」(水曜、深夜0・12)で主演を務めることが19日、分かった。あずみきし氏原作の累計300万部を超えるベストセラー漫画の初の実写化。この世を去った者たちが最初に訪れる、あの世の市役所ならぬ「死役所」を舞台に、松岡はそこで働く職員・シ村を演じる。

 貼り付いたような笑顔に、冷徹な表情。死後の世界に“生きる”ミステリアスで強烈な魅力を放つ闇深い主人公を、松岡が演じ抜く。

 ストーリーも異彩を放っている。自殺、他殺、病死などさまざまな理由で亡くなった者たちの、行き先を決める手続きをする場所が「死役所」。罪なき者は天国へ、罪深き者は地獄へと振り分けられる。そこの「総合案内」で働くシ村は、次々と現れる死者たちに「お客さまは仏様です」といんぎん無礼な態度で対応。死者たちの申請書から、壮絶な生前の姿を次々とあぶり出していく。

 独特の世界観に松岡は「亡くなった方特有というのか、血が通っていないという部分が非常にミステリアスです。そこに魅力がある」と興味津々。これまでは、感情豊かな熱い男を演じることが多かっただけに「ある種新しい境地ではあるのかなと思っています」と胸を高鳴らせている。

 原作には著名人のファンも多く、女優・広瀬すず(21)や歌手・きゃりーぱみゅぱみゅ(26)らがSNSで広めるなど話題となっている。そんな注目の作品に、コメディーからシリアスまで幅広くこなす松岡に白羽の矢が立った。テレビ東京系ドラマ出演は「大江戸捜査網 2015」以来4年ぶりで、同局での主演は初めてとなる。

 すでに演技プランも着々と組み立てている。決めぜりふとなりそうな「お客さまは仏様です」については「相当練習しました。もう20パターンぐらいやって、やっと『これでいこう!』という自分の中でしっくりくる言い方を見つけました」と話すなど熱が入っている。

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