ASKA N国・立花氏を「正義感の塊」…「ぶっ壊す」は言い過ぎ、代案示す

 歌手のASKA(61)が13日に更新したブログで、NHKから国民を守る党の立花孝志代表(51)がよく使うフレーズ「ぶっ壊す!」について、「過ぎたインパクト」として代案を示した。

 ASKAは立花氏について「彼は、正義感の塊です。僕の事件の時も、一見、擁護してくれていましたよね」と記した。「『擁護』と、いう言葉を使ってはならないな。あの時の『不透明さ』について、声をあげてくれていました」と振り返った。

 続けて、立花氏が主張する「『NHK』を、観たい人だけがスクランブルを解除して、視聴すればいい」という考えに、「それに対して、否定はありません」と理解を示した。その上でASKAは「『NHKをぶっ壊す!』は、ある種、国民を誘導する『イデオロギー』だと、感じてしまうんですよね」との見解を示した。

 スクランブル放送についてASKAは「高齢化社会で、その『スクランブル』の解除方法がわからないお年寄りもたくさんいらっしゃる」と指摘。「デジタル放送になった時点で、誰が何の番組を観ているのか、全てを把握できます。その中でNHKを視聴した時間だけ有料にし、それを請求するシステム(人員を含む)を構築することは、時間のかかることです」とシステム的な問題点があるのではと記した。

 さらにASKAは「それでも、彼の言っていることは間違いではありません」と一定の理解を示し、「世間に、NHKの内情を告発したことは、大変勇気のいることであったでしょうし、その正義感は、讃えるものです」とした。

 しかし、「『NHKをぶっ壊す!』は、言葉を扱う者として、『過ぎたインパクト』だと感じました。『ぶっ壊す!』と、言わなくてもいい。『断固、NHKの体質改善を要求する!』これで、良かったのではないかと思った次第です」と指摘。

 また、「立花孝志さんが開発したNHKが映らない機械。これが、どのくらいの価格で販売されるのかにも興味があります」とし、「僕の代案としては、これから発売される新世代のテレビに、それが搭載されていることが、1番の近道でしょうね。何にせよ、時代は刻々と変化を遂げています」と、つづった。

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