タレントの上沼恵美子が４日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」に出演。吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊・宮迫博之の記者会見について、疑問を投げかけた。この日の放送は８月に入り収録が行われた。

　ロンドンブーツ１号２号の田村亮と２人で行った７月２０日の記者会見の映像を何度も見たという上沼は、２人には「温度差があった」と感じたという。亮については「本当にやつれていて、反省していた」という一方で、宮迫に対しては「元気でした」とチクリ。「あれ、謝罪になってない。あなたは悪い見本を見せたんですよ、後輩に」と宮迫に呼びかけるように語った。

　会見の後半、吉本への思いを聞かれた宮迫は「吉本に感謝しかないですよ、感謝しか…。こんなことしたいわけないじゃないですか」と顔をくしゃくしゃにした。この部分をそっくりにモノマネして再現した上沼は「謝罪（会見）ですから、吉本が言わしてくれへんかった、とかそんなの、もうよろしいやん。関係あらへんやん。今、吉本の内情、私ら聞いてどうなるんですか。そんなんほっといてください、何の興味もないわ」とバッサリ。

　会見が「ウソついた」という謝罪から、途中で、「（吉本の）若手芸人は食べていけない」という方向に、宮迫が「舵を切って」流れを変えた、と指摘。「若手芸人は食べていけないという方向に、あなたは舵を切った。あなたが悪いことしたんやんか、ウソをついたんやんか」と宮迫に呼びかけるように語りかけた。

　上沼はこの日の放送で「ごめんなさいね、私、１人でやってる（個人事務所）おばちゃんと思って聞いてください」と断り、話し始めた。