立民・須藤元気氏 タトゥーは「身体の一部」 批判も一蹴

あいさつをする須藤元気(左)=東京・赤羽
有権者と握手をかわす須藤元気(左)=東京・浅草
ファンと会話をする須藤元気(左)=東京・赤羽
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 第25回参院選が4日公示された。投開票は21日。立憲民主党の比例代表候補で元格闘家の須藤元気氏(41)は東京・浅草で選挙戦をスタート。背中に大きな鳥の模様のタトゥーが入っている須藤氏の立候補には、ネット上などで批判的な意見もあったが、この日、デイリースポーツの取材に「僕の身体の一部なので」と一蹴。前向きに選挙戦を戦うことを宣言した。

 現役時代“変幻自在のトリックスター”と称され、ナスカの地上絵の「コンドル」を模した背中のタトゥーがトレードマークだった須藤氏。参院選に立候補した今でもタトゥーは健在だという。“入れ墨”には反社会的なイメージもあるだけに、立候補を表明した際には批判的な意見もあったが「気にしていない。(批判している人も)いるんでしょうけど、時代によって価値観っていうものは変化していくもの」と堂々と語った。

 「コンドル」の模様は、たすきや、チラシにもシンボルマークとして取り入れている。「僕の身体の一部なので」と数々の激闘をともにした“相棒”と一心同体で戦っていくことを宣言した。

 「今日はデビュー戦」と臨んだ選挙戦初日。雨が降ったりやんだりする状況だったが、「戦力的にはたくさんの人と握手して、触れ合うことが大切」と屋根がある商店街を中心に、浅草や赤羽を歩いた。格闘家を引退した後は、スーツ姿でパフォーマンスユニット・WORLD ORDERのメンバーとして活動したが、この日はグレーのポロシャツにジーパン、スニーカーというラフな姿だった。

 須藤氏が掲げるのは、食の安全、環境保護、平和外交。「選挙はある意味試合。勝たなきゃ始まらない」と宣言し、「(投開票までの)17日間突っ走りたい」と笑顔を見せた。

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