中島みゆき名曲「糸」映画化 縦の糸は菅田将暉、横の糸は小松菜奈 W主演!

 シンガー・ソングライターの中島みゆき(67)が1992年に発表し、多くのアーティストにカバーされた名曲「糸」が映画化されることが9日、分かった。俳優の菅田将暉(26)と女優の小松菜奈(23)がW主演し、映画「糸」として2020年に公開される。平成元年から令和までの31年間を舞台に、出会いと別れを繰り返しながら紡がれる愛の物語を、中島の故郷・北海道や東京、沖縄、シンガポールと各地を巡りながら描いていく。

 ♪なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない-。歌詞を見ただけで脳内にメロディーが流れ出す名曲が映画になる。

 「糸」は92年発表のアルバム収録曲だが、98年にシングルとして発売された。知人の結婚を祝し、糸を人に見立てて男女の出会いの奇跡を歌っている。福山雅治(50)ら120組にカバーされ、カラオケの国内作品JASRAC分配額ランキングで16~18年に1位という国民的楽曲だ。

 映画は、平成元年に生まれた男女が、令和までの31年間に出会いと別れを繰り返し、再び巡り会うまでの軌跡を描く。平成の集大成となる映画として5年前に企画され、歌詞の世界観を壊さないよう入念にプロットを練り上げ、2年前に中島の快諾を得たという。

 北は北海道、南は沖縄まで日本を縦断し、シンガポールでのロケも敢行。3度目の共演となる菅田と小松を含め、20人のキャストが重厚なドラマを紡ぐ。7~9月まで夏のシーンを撮り、冬にも再び撮影する力作となる。

 自身の曲が初めて映像化される中島は「また新たな『糸』に出会えるのを、楽しみにしています」と期待。

 菅田が「原曲へのリスペクトを忘れずに、仕合わせを掴み取る気持ちで挑んでいきたいなと思います」と意気込めば、小松も「私たちが、どんな糸で、どんな布を織りなすことができるのか、とても楽しみです」と腕を回している。

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