ダウンタウン・松本人志（５５）が９日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。所属事務所の後輩であるカラテカ・入江慎也（４２）が振り込め詐欺グループの忘年会に吉本の芸人を仲介し、出席させていた問題について言及した。入江と直接電話で会話をしたことを明かし、入江の契約解消について「これはお前も悪い。ペナルティでしょうがない」と諭したことを明かした。

　入江との契約を吉本興業が契約を解消したことについて、「クビは当然？」と聞かれた松本は、「そもそも、入江は契約してないからね」と自身も含め、通常の契約書を吉本とは交わしていないことに触れ、ブラックジョーク。すぐに真顔に戻り、「俺も入江と実は電話でしゃべったんです」と直接連絡を取ったことを明かし、「これはお前も悪いし、これはペナルティでしょうがない。おとなしくしとけということしか言えなかった」と話した。

　問題となった忘年会では、入江が仲介し、雨上がり決死隊の宮迫博之ら、他の吉本芸人が出席していた。松本は「他のメンバーについては皆さんがどう判断するか。これ、吉本興業が決めることで、“松本興業”はなんとも言えない」と語るにとどめた。

　入江は７日発売の「ＦＲＩＤＡＹ」で、２０１４年１２月に開催された振り込め詐欺グループの忘年会に、吉本を通さない“闇営業”で吉本の芸人を仲介し、出席させたと報じられた。吉本は４日、入江との契約を解消。入江は７日にツイッターを更新し、「詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした」と説明。謝罪している。