田口淳之介被告が保釈 土下座で謝罪…「芸能活動は休止」小嶺被告も保釈

 大麻取締法違反の罪で逮捕され、5日に起訴されたKAT-TUNの元メンバー田口淳之介被告(33)が7日、勾留されていた警視庁湾岸署から保釈された。保証金300万円を納付した。田口被告と同居し、同罪で逮捕・起訴された元女優の小嶺麗奈被告(38)も保証金300万円を納付。保釈された。田口被告は「芸能活動を休止する」とし、報道陣の前に土下座した。

 田口被告は小嶺被告が保釈された15分後に正面玄関に現れた。黒いスーツに黒いネクタイ。メガネはなかった。しっかり報道陣を見すえ、「この度は私が起こした事件で皆様にご心配をおかけし、申し訳ございません」と切り出した。続けて、ファンや関係者にも謝罪。薬物に二度と手を染めないことを誓い、「しばらく間、私の芸能活動は休止させていただきます」「更生できるよう必死に生きて参ります」と芸能活動の休止と更生を宣言。「本当に申し訳ございませんでした!」と大声で謝罪したあと、両手と額を地に付けて約30秒ほど土下座した。

 小嶺被告が先に裏口から保釈。10分ほどあいて田口被告が正面口から保釈された。

 田口被告の弁護人が6日、東京地裁に保釈を請求していた。

 田口被告は5月22日、内縁関係にある小嶺被告と同居していた東京・世田谷区の自宅マンションで、乾燥大麻約2・2グラムを所持したとして、厚労省麻薬取締部に現行犯逮捕された。家宅捜索では、大麻を砕くためのグラインダーと呼ばれる器具や巻き紙など、吸引用とみられる証拠品も発見されていた。

 田口被告は取り調べに対し、「10年ほど前から大麻を使用していた」などと供述している。田口被告は2016年3月にKAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所も退所した。

 小嶺被告も5月22日、同居していた田口被告とともに、東京・世田谷区の自宅マンションで、乾燥大麻約2・2グラムを所持したとして、厚労省麻薬取締部に現行犯逮捕された。

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