ダンカン イチローの試合「客寄せパンダ」発言について釈明、謝罪の言葉も
お笑いタレントのダンカンが22日、ブログを更新し、現役引退を表明したマリナーズのイチロー外野手の試合について21日のブログで「とんだ茶番」「最後が客寄せパンダ」などと記したことについて釈明した。また、「言葉が足らなかったことは申し訳ありません」と謝罪し、「イチローが今回不愉快に思ったなら先々何処で本人に謝罪します」とも記した。
ダンカンは「オレのイチロー客寄せパンダコメントが騒動になっているようなので書かせていただきます」と冒頭で記した。
ツイッターに寄せられたコメントの中に「ただ文面通りの感情なのかもっと思うところあっての表現なのかは気になる」というのがあったそうで、ダンカンは「ああ!なるほど 確かに文面だけだとイチロー選手を批判しているように見えるし、ぞんざい過ぎたと書き方には反省しています」と真意について記した。
「まず、大前提としてイチロー選手の28年の現役生活や数々の記録や偉業には最大級の敬意を払っています」とし、「オレが腹立たしかったのはペナントレース(公式戦)をイチローの引退試合にしたMLBやその周辺になんです!」と、つづった。
「熱心な野球ファンの方は分かる人が多いでしょうが、ペナントレースの1試合は途轍もなく大切なものなんです」「たかが1試合、されど1試合!だから、1試合1試合ベンチは最大のベストを尽くさなければなりません。先発の菊地投手が後1人で勝ち投手の権利が生まれたのにシビアな交代を告げたのを見ても分かります」と1試合の重要さに熱弁をふるった。
さらにダンカンは「イチロー選手は1年間プレーから離れているし、オープン戦でも大不振、そしていよいよ開幕の2試合打線ではカラダが突っ込んで だり、差し込まれたり・・野球ファンとして大切な試合にイチローのあの姿を見たくなかったし興行のために(?)イチローを利用しているとしかオレには映りませんでした」と“MLBやその周辺”を批判。
また、ダンカンは「いや、プロ野球だから興業オーケー!お金儲け大オーケー!です。ならば、両メジャーのオープン戦を日本で組み『イチロー引退試合』にすれば良かったのに・・」との案を出した。
「引退試合はオープン戦もしくはペナントレースの順位が決まった後のいわゆる消化試合にするべきです。(過去はそうして来ました。)」とも付け加え、「言葉が足らなかったことは申し訳ありませんでした。もし、イチローが今回不愉快に思ったなら先々何処で本人に謝罪します。以上がオレの思ったことです。さ、つぎはどんな夢を見せてくれるのか!」と締めくくった。