ピエール瀧容疑者 20年以上常習?「20代からコカインや大麻摂取した」

 コカイン摂取の疑いで12日に逮捕された、テクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が、「20代のころからコカインや大麻を摂取した」と供述していることが15日、分かった。20年以上にわたって、常習的に薬物使用していた可能性もある。また、静岡朝日テレビの冠番組「ピエール瀧のしょんないTV」の打ち切りが決まり、ユニットで予定していた、2つの野外フェス出演を中止した。

 30年前に電気グルーヴを結成し、芸能活動をスタートさせた瀧容疑者だが、デビュー間もない20代のころからコカインや大麻の薬物に手を染めていたことを、取り調べで明かした。1度や2度の“過ち”ではなく、長期にわたる薬物常習者だった可能性が高まった。供述通りだとすると、音楽や演技でファンを魅了し続けてきた裏側には薬物が存在していたという、ショッキングな事態となる。

 逮捕後、コカインの使用は「間違いありません」と容疑を認めている瀧容疑者。取り調べには素直に応じ、「夜はよく眠れているが、食欲はあまりない」とも話しているという。関東信越厚生局麻薬取締部は、瀧容疑者が常習的に薬物使用していた可能性もあるとみて捜査。大麻取締法違反に当たる可能性もあり、供述の裏付けを進めていく。

 同部は昨秋以降、本人の内偵捜査を進めてきた。12日に行われた家宅捜索では、薬物こそ見つからなかったが、コカインを吸引した際に使った疑いがある、丸められた状態の韓国ウォン紙幣が押収された。

 所属事務所は13日に公式ホームページで、「本人の処遇につきましては、捜査の進捗(しんちょく)を見守りつつ厳正に対処してまいります」と方針を発表。長きにわたってファンを裏切り続けていた罪は重い。瀧容疑者が20年以上も“クスリ漬け”だったことが裏付けされたときには、解雇やユニット解散も含む、厳しい懲罰は免れない。

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