芥川賞受賞の元曲に注文殺到 上田岳弘氏の「ニムロッド」

ニムロッド収録アルバムのジャケット写真
話題となっているPeople In The Box
2枚

 作家・上田岳弘氏(39)の第160回芥川賞受賞作「ニムロッド」の名前の由来となったロックバンド・People In The Boxの同名曲に注文が殺到していることが13日、分かった。

 1月16日の受賞会見で上田氏はPeople In The Boxの大ファンで同曲が好きだと明かし「このタイトルでいつか小説を書きたいと思っていた」と告白。ボーカル&ギターの波多野裕文は歌詞の説明をしないスタンスだが曲には「バグ」「プログラマ」などの言葉が登場し、小説は仮想通貨がテーマとなっている。

 「ニムロッド」は2012年リリースのアルバム「Citizen Soul」収録曲で、上田氏の発言以降、レコード会社に問い合わせが集中。関係者は「CD注文は4桁。Spotify(音楽ストリーミングサービス)では連日1万回以上、再生されるようになり、バイラルチャート(急上昇している注目楽曲によるランキング)でも圏外から最高10位になりました」と説明した。

 波多野はツイッターで「上田岳弘さん、以前から凄く好きだったので、まさか由来がピープルの曲名と知りびっくり。凄く嬉しい」と反応。相思相愛の関係となっている。

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