おっさんずラブ銀幕で復活 田中圭ノリノリ「もう一度あのキャストで」思いが実現

 俳優・田中圭(34)が主演し、人気を集めたテレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」の続編が映画化されることが6日、分かった。「劇場版おっさんずラブ(仮)」として来夏に公開される。田中演じる独身ダメ男・春田創一を巡る吉田鋼太郎(59)演じる理想の上司・黒澤武蔵、林遣都(28)演じるイケメンでドSな後輩・牧凌太の三角関係を描いたピュアなラブコメディは、4月からの放送で話題沸騰。終了後も“おっさんずロス”の声が相次いでいた。このほど、田中が取材に応じ、意気込みを語った。

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 「おっさんずラブ」復活に田中の笑顔が弾けた。

 「(連ドラで)120%終わっていた」。自身ではいったん区切りをつけたが、周囲からの続編を望む多くの声は届いていた。「連ドラがメチャクチャ面白かった。続編だと超えなきゃいけない。超えられなかったら…というビビり根性があった」と本音を吐露。それでも、「映画というのは最高のゴールを作れると思ったので、素直にうれしかった。喜んでもらえるのと、もう1度あのスタッフ、キャストで『おっさん-』の世界観を作れる幸福感に包まれている」と思いを口にした。

 2016年12月30日深夜の単発ドラマを経ての連ドラ終了後も人気が続いた「おっさんずラブ」は、新語・流行語大賞2018のトップ10入り。取材が20倍になり、町で「はるた~ん」と声を掛けられたという田中は「オンエア後は僕らの手を離れたと思っていた。(人気が)行くところまで行っちゃってと客観的な応援態勢だった」という。

 ドラマ最終回では黒澤との結婚式を飛び出し、牧にプロポーズして結ばれた春田が、ビッグプロジェクトのため上海に渡った。田中は映画の上海ロケの可能性を否定されたといい「帰って来たところからかも。上海の設定でも、上海風のセットだと思う」と残念そうだった。超豪華なゲスト俳優も出演予定で、大ヒットが期待される。田中は「うまく僕らがやれば、『(好記録が)狙えんじゃねえ?』というのはある」と自信を見せた。

 集大成の映画となる。「単発ドラマのときは軽い気持ちで『来年、年末にまたできたらいいね』って言って連ドラになった。連ドラで完結だと思ってたんで、今回の映画も完結っていう気持ちでやる」。来年3月からの撮影で久々の春田役を全力で楽しむ。

 テレビ朝日では1月2日に「おっさんずラブ 映画化決定記念!新春イッキ見SPだお」を午前6時55分から午後1時まで(11時45分からニュースで15分間中断)の約6時間にわたって放送する(関東ローカル。系列局は調整中)。

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