防弾少年団Tシャツ問題 宮根は生放送で憂慮「大きな問題にならなきゃいいけど」

 韓国の人気グループ「防弾少年団」(BTS)が、9日のテレビ朝日系「ミュージックステーション」生出演を前日8日に急きょ、中止した問題について、フリーアナウンサーの宮根誠司(55)とタレントのガダルカナル・タカ(61)が9日、日本テレビ系の生番組「情報ライブ ミヤネ屋」で、日韓関係に与える悪影響を憂慮した。

 司会を務める宮根は「これが両国の大きな問題にならなきゃいいけど」と、表情を曇らせた。

 BTSについては、メンバーが過去に、日本への原爆投下を肯定してるとも受け取れるデザインのTシャツを着用した写真をSNSにアップしたことが問題になっており、Mステ出演中止もこの問題を受けてのもの。

 タカはアップされた写真がTシャツのバックプリントであることに着目し、「あえてこのバックプリントを1回、表に出しているっていうことは、何らかの意思はあったのかもしれないなっていう気にもちょっとなってきますよね」と指摘。

 日韓には歴史認識を巡る問題がたびたび発生しているが、「若い世代の人たちはもっと両国の関係を良くしていこうという方向性を見てほしいんですけど。あえてこういうことをしていくとなると、ちょっと国民感情を逆なでする可能性もあるなっていう気がしちゃいますね」と、BTSに苦言を呈した。

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