道重さゆみインタビュー(後) 「人生で初めて自分と向き合った」休養期間

 元モーニング娘。のリーダーでタレントの道重さゆみ(29)が舞台「SAYUMINGLANDOLL~東京~」を13~18日に大阪・STUDIO PARITITAで行うのに先立ち、5日、神戸市のデイリースポーツを訪れた。2017年に復帰後、活動の主軸になっているこのステージと、約2年4カ月に及んだ休養期間について語るインタビュー、その後編をお送りする。

  ◇  ◇

 2014年11月26日にモー娘。を卒業後、約2年4カ月の休養期間があった道重だが、「また歌とダンスをやりたい」という思いは持ち続けていた。

 休養中は「すごくゆっくりしていたんです。モーニング娘。では先のことを考えるんじゃなく、モーニング娘。のことだけを考えていました。12年間頑張った分、休もうと思って、昼頃まで寝ていたり、朝方までゲームしていたりした日もありました。ダラダラするのが好きで。その中でも、いつか復帰したいとは初めから思っていて、何をしたいか、考えていました」と明かす。

 「12年間突っ走っていた分、ゆっくり自分と向き合う時間がなくて。人生で初めて自分と向き合う時間があって良かったと思います」という道重の結論は、「モーニング娘。が好きで入ってきて、歌、ダンス、ファンの皆さんと一緒にいるのが何よりも好き。ファンの皆さんと一緒の空間でパフォーマンスしたい」だった。

 2017年3月18日にMBSラジオ「MBSヤングタウン 土曜日」に出演して復帰し、翌19日から東京・丸の内のコットンクラブで復帰公演「SAYUMINGLANDOLL~再生~」が開幕。SAYUMINGLANDOLL(以下SL)の第1作でもある。「最初がコットンクラブで良かったです。(客席との)距離感が近いのか、2年半の空白が一気に埋まる感じがしました」と振り返った。

 グループとソロとの違いについては「良くも悪くもソロだと全部自分。その分すごいプレッシャーはありますけど、頑張れば頑張った分だけ、達成感も全部自分。すごくやりがいがあります。モーニング娘。ではリーダーという立場ではありましたけど、後輩たちがとても頼もしかったので、みんながいてくれて安心感がありました」と解説。ソロになった現在の相談相手は「地元から一緒に出てきた友達だったり、現役の頃から仲良しで同期の亀井絵里ちゃん」だという。

 今後のソロ活動の目標として、道重は「SLは全公演、座って見ていただいているのですが、モーニング娘。時代のように、スタンディングでファンの皆さんとはじけられるライブもできたらいいなと思います。SLの1~3弾でたくさん新曲を作っていただいて、ライブで一緒に盛り上がれる、手ぶりもできる振り付けの、いい曲がいっぱいあるので、ライブでもできることが夢です」と、ソロライブを構想していた。(終わり)

 ◆「SAYUMINGLANDOLL~東京~」の今後の日程

 【大阪公演】11月13~18日、STUDIO PARTITA

 【東京追加公演】2019年1月11~20日、コットンクラブ(15公演)

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