クロちゃん「死にたくない」と頭抱える…くも膜下出血の可能性を指摘される

 お笑いトリオ、安田大サーカスのクロちゃん(41)が22日にTBS系で放送された「名医の太鼓判! 芸能人余命宣告SP 秋の健康診断」(後7・00)に出演し、余命3年、寿命は44歳と医師の宣告を受けた。各種数値が悪いことや、脳動脈瘤が見つかったためとしている。森田豊医師から「明日、あさって突然死してもおかしくない」と指摘され、クロちゃんは「死にたくない」と眉間にしわを寄せた。

 クロちゃんの余命が3年と宣告されたのは、2型糖尿病の疑いなど数値の異常に加え、脳の血管の写真で膨らんだ部分があったからだった。脳神経外科の菅原道仁医師は「脳動脈瘤が見つかりました。直径7ミリ」と述べ、破裂するとくも膜下出血を引き起こす可能性があるとし、「3分の1の方が突然死する」と話した。治療方法として、菅原医師は「41歳という年齢を考えると開頭をすすめる」と語った。

 ナレーションでは「高血圧に2型糖尿病を抱えると破裂する可能性が高まるといいます」と流れた。

 菅原医師は「私の経験上、5ミリを超えると手術をすすめることが多い。7ミリを超えると破裂率が飛躍的に上がる。破裂するとくも膜下出血となり、3分の1の方が亡くなって3分の1の方が後遺症が残る。怖い病気」と指摘した。

 クロちゃんの表情から笑顔が消え、「薬では治らない?」と尋ねた。菅原医師は「手術治療しかない」と投薬治療はないと述べた。森田医師は「脳動脈瘤は偶発的にできたかもしれない。ただ、高血糖、高血圧を改善しようともしていない。これは非常に危ない。明日、あさって突然死してもおかしくない」とクロちゃんが直面している危険性を説明。収録後も医師団が心配して説明を続けるとクロちゃんは「死にたくない。いま死にたくない」と頭を抱えた。

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