宝塚月組トップ娘役・愛希れいか本拠地にサヨナラ 大劇場は「パワースポットでした」

11月18日の東京宝塚劇場の千秋楽で退団する宝塚歌劇団月組トップ娘役の愛希(まなき)れいかのサヨナラ公演「エリザベート~愛と死の輪舞~」が1日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。

 本公演のあとに行われたサヨナラショーではトップ娘役お披露目公演となった「ロミオとジュリエット」や「ベルサイユのばら」、「1789~バスティーユの恋人たち~」など代表作の曲をソロで熱唱。またトップスターの珠城(たまき)りょうとも息のあった最後のデュエットダンスも披露した。

 タカラジェンヌの正装である黒紋付きに緑の袴で最後の大階段を降りてきた愛希は言葉を選びながら「すっごく緊張していて…この日を迎え、ほっとしました。大劇場は私にとってのパワースポットのような場所です」と笑顔であいさつした。

 パレードでは約1300人のファンが見守り、愛希と組長の憧花(とうか)ゆりのの2人の退団者に大きな拍手を送っていた。

 愛希は2009年初舞台。当初は男役だったが、11年5月に娘役に転向。12年に龍真咲(りゅう・まさき)の相手役として、トップ娘役に就任した。6年7カ月の就任は、平成に入ってから2番目の長さとなる。

 東京公演は10月19日~11月18日。

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