月亭方正 「可朝」を襲名か…一門筆頭で可朝さんの弟子の八方が本気で検討と八光

 落語家の月亭八光(41)が23日、カンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演し、弟弟子の方正(50)が、3月に亡くなった月亭可朝さんの後を継いで「可朝」の名を襲名する可能性があることを明かした。八光の父親で月亭一門の筆頭である八方(70)が本気で検討しているとしている。

 番組には方正も出演し、タレントから落語家に転身したことについて、「運命の出合い」と訴えた。方正にとって兄弟子である八光は「うちのおやじは最後に方正さんに襲名してほしいと」と話題を切り出した。方正は身をひねって喜びを表した。MCの東野幸治が、八方を襲名するのかを問うと、八光は「違います。可朝襲名を」と明かし、出演者が一斉に「可朝!」と驚いた。

 可朝さんはコミックソング「嘆きのボイン」を1969年に発売し80万枚の大ヒット。以降も参院選に出馬して一夫多妻制の公約を掲げて落選するなど破天荒な芸風で人気を博し、3月に亡くなった。

 八光は「議論になってまして。うちのおやじは本気で言ってるんです。おやじは、可朝という名前をみんなが知ってる間にもう一回。そこに一番ええのは方正さんしかないと」と八方の師匠である可朝さんの名を消さないためにも誰かが襲名することが必要であると考え、キャラクター的に名を継げるのは方正しかいないと考えていることを明かした。方正は、じっと八光の言葉を聞いていた。

 ここで東野が、可朝さんが桂米朝さんの弟子であったことから、「米朝一門からの名前でもある」と指摘した。八光は「そうなんです」と応じた。自身や八方、方正は吉本興業に所属している。

 方正は「いやがってるわけじゃないです」と前向きであることを述べ、「やっぱり八方師匠が継いで」と、まずは亡くなった可朝さんの筆頭弟子である八方が継いでからとの考えを示した。

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