女子体操リオ五輪代表の宮川紗江選手（１８）について、教育評論家の尾木直樹氏（７１）が３０日、フジテレビ系「直撃ＬＩＶＥグッディ！」に出演し、速見佑斗コーチ（３４）との共依存関係にあると指摘した。

　日本体操協会は宮川選手への暴力があったとして速見佑斗コーチ（３４）に無期限登録抹消の処分を科したが、宮川選手は２９日の会見で速見氏のパワハラを否定して処分の軽減と指導の継続を熱望。塚原光男副会長（７０）、塚原千恵子女子強化本部長（７１）夫妻からパワハラを受けたと逆告発した。

　これについて、パネリストの落語家・ヨネスケ（７０）は「（速見）コーチと宮川選手は親子みたいなもんですよ。ずーっと育ってきたわけですから。宮川選手から見たら、殴るのはいけないんだけど、暴力じゃなくていわゆる愛の表現、うまくなりたいために言ってくれたんだなと思って、ずーっと付いていきたいわけですよ、宮川選手が」と２人の関係を推察し、「そこを引き離されちゃったのが、極端に言えば親子別れ別れにさせるようなもんですよ」と、協会の速見コーチへの処分を批判。

　これに対し、尾木氏は「ヨネスケさん、それは共依存って言って、お互いに依存しちゃってる関係で、スポーツ選手は自立しなきゃいけないんですよ。そうだとしたら余計問題ですよ」と指摘した。