芦田愛菜 脚本家の故早坂暁氏の遺作に出演「丁寧に演じさせていただいた」

スペシャルドラマ「春子の人形」の取材会に出席した(左から)芦田愛菜、坂東龍汰、中西美帆=東京・渋谷のNHK
スペシャルドラマ「春子の人形」の取材会に出席した(左から)芦田愛菜、坂東龍汰、中西美帆=東京・渋谷のNHK
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 女優の芦田愛菜(14)が24日、東京・渋谷のNHKで行われたスペシャルドラマ「春子の人形」(BSプレミアム 8月4日、後9・00)の取材会に出席した。

 同ドラマは昨年12月に急逝した脚本家・早坂暁氏の遺作。同氏が“これだけは未来のために書き残したい”と執筆を始め、亡くなる2日前に仕上がったという。自らの体験をもとにした兄と妹の物語で、昭和年代に放送された同氏のTVドラマシリーズ「花へんろ」の特別編として制作された。

 芦田は主人公・富田良介の妹・春子役。芦田は「まっすぐで純粋な兄への思い。早坂先生が大切にされてこられたことを、丁寧に演じさせていただきました」という。ドラマは戦中・戦後が舞台となっているが、芦田は映像を見た印象を「早坂先生の故郷である松山の風景が美しく描かれていて、昭和の雰囲気も感じます。先生の思いが詰まった作品に参加することができて、うれしく思っています」と明かした。

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