日馬富士の元付き人芸人 横綱宴席でネタ披露したら破格の… 相撲部屋の秘話明かす

 大相撲の元横綱日馬富士の元付き人で、最高位序二段94枚目の元力士芸人・めっちゃ細田(29)が15日、大阪市内で行われた、たむらけんじ(45)プロデュースの笑いとスポーツのイベント「ちゃ~ズモール」で子供たちを対象に相撲教室を開いた。

 細田は名古屋場所の新弟子検査の受検者が11年ぶりにゼロとなったことも挙げ「子供たちが相撲をする環境が身近にないと思うんで、すこしでもこういう機会に触れてくれたら」と、子供たちの相撲人気復活を願った。

 細田は2005年ごろに日馬富士(当時は安馬)の付き人を務め、07年に引退し、芸人になった。元日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏に、今春の大阪場所の際に挨拶に行ったところ「吉本の社長と仲いいから、言うといてやるわ」と言われたことを明かし「そこ繋がっとんのかい、と思いました」と苦笑。「引退して、どこかの社長さんみたいになってました」と振り返った。

 芸人になった後に日馬富士から「やりたいことやってるお前の生き方を尊敬してるよ」と言われ、感動したことも明かした。以前、横綱の宴席に呼ばれた際には、後援会の人たちも集まる中でネタを披露し「皆さんから14万円をいただきました」と破格の“ギャラ”が入ったこともあったという。

 中学卒業後に入門した細田は角界について「上下関係を叩き込まれ、しっかり人格形成され、地元の友達が子供に見えるほどでした。僕は、強くなるためだけでなく、相撲部屋に社会勉強として入るのもいいと思う。人としてはできあがります」と話した。

 一方で入門後、辛かったことを聞かれると「ただただ、飯を食わされます。テーブルのご飯が全てなくなるまで立ち上がってはいけないという。ちゃんこ鍋は親方が食べるか、後援会の方が来た時くらいで、普段は揚げ物、炒め物、煮物など12皿くらい作り、上の人が一口食べたら回してきて、どんどんたまってくるので、ご飯の時間が怖かったです」と振り返っていた。

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