春馬と優子で「罪と罰」舞台化 春馬は初単独主演舞台、優子は留学後初の舞台

 
 
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 俳優の三浦春馬(28)が来年1月に舞台「罪と罰」(東京・Bunkamuraシアターコクーン)に主演することが6日、分かった。ロシアの文豪ドストエフスキーの名作で、三浦の舞台主演は16年の「キンキーブーツ」以来となり、単独主演は初。ヒロインは3年ぶり3度目の舞台となる女優・大島優子(29)が務める。昨年から海外で語学を勉強中の大島は、今秋に予定する帰国後の初舞台となる。

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 史上最高の文学作品の一つとされる名作中の名作を、三浦と大島のコンビで演じる。三浦は、「正義のためなら人を殺す権利がある」と考え、殺人を犯す青年ラスコーリニコフを演じ、大島は家族のために娼婦となり、ラスコーリニコフと心を通わすソーニャを演じる。

 三浦は作品の印象について「主人公が理詰めで罪を惨烈なほど正当化していく姿が痛々しく…そしてたくましく美しくもあると感じています」と明かした。大島とは初共演となるが、「大島さんが出演されている作品を観て、繊細かつパワフルな演技をされる方だと思いました。舞台上でどんなやり取りができるか、今からとても楽しみです」と本番が待ち遠しそうだった。

 17年に芸能活動をセーブし、海外へ渡航することを明らかにした大島にとっては、帰国後初の舞台となる。「芝居をすることからしばらく離れていましたが、この作品に、そして、ソーニャへの情熱を傾ける時間に一意専心したいと思います」と演技への渇望した思いを告白。三浦については「ラスコーリニコフを三浦さんが演じられるのが自然とイメージできました。三浦さんから正義感という、『それ』を感じるからかもしれません」とコメントした。

 日本での演出家デビューとなった15年の「地獄のオルフェウス」で三浦とタッグを組んだ英国人フィリップ・ブリーン氏が演出を手掛ける。ほかにソーニャの義母役で麻実れい(68)、ラスコーリニコフを追い詰める捜査官で勝村政信(54)が出演。2月には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

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