山本ひかる 女優と雀士の二刀流 麻雀プロ団体「RMU」入会 大四喜アガってみたい
「仮面ライダーW」でヒロインを演じ、テレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」にレギュラー出演する女優・山本ひかる(27)が、プロ競技麻雀団体「RMU」に入会していたことが5日、分かった。オンラインゲームをきっかけに麻雀にはまり、18歳でルールを覚えた山本は「ここ1、2年くらいで強くなりたいと思い始めた」という。麻雀への思いはとどまるところを知らず、昨年10月に代表的な麻雀プロ団体の1つで07年創設の「RMU」を受験した。
YouTubeでルールや面白さを伝える「山本ひかるの麻雀教室」を配信している山本は、「麻雀のイメージをクリーンにして大衆に広める」という団体の理念にもぴったりの存在。多井隆晴代表の“特別推薦枠”で合格した。今春から最下部の「R6リーグ」で実戦に参加。SS級を筆頭とするライセンスのうち「最短で2年かかる」とされるB級の取得が目標だ。
麻雀の魅力を聞かれ、「コミュニケーションが取れる。仲良くない人でも、麻雀をやると聞くと好感度が上がる」と目を輝かせた。好きな牌は「丸くてかわいい『赤ウーピン(五筒)』」、完成させたい役満は「大四喜(ダイスーシー)」。人気ユーチューバーらの参加を見込む「山本ひかる杯」開催も計画している。
麻雀は女優業にもプラスになっている。「頭の回転が早くなる。セリフ覚えが悪かったけど、麻雀で頭を使う習慣ができた」と“効果”をアピール。女優との二刀流を目指す山本は「どうやって始めたらいいか分からない女性もいるので、入り口になれれば」と普及への尽力を誓った。