小倉智昭 NHK報道に疑問「ジャニーズに事前連絡していれば」…出演者は反論

 フリーアナウンサーの小倉智昭が3日、MCを務める「とくダネ!」に出演。TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検(起訴猶予処分)された事件について、NHKの報道姿勢に疑問を投げかけた。出演者からはその小倉の持論に“反論”意見も出た。

 小倉は、山口以外のTOKIOのメンバー4人が報道で事件を知った経緯などについてコメントを求められると、「NHKが『Rの法則』という自分たちの番組がきっかけになって起こった不祥事であることは分かっているにもかかわらず、いきなり(NHKの)スクープのような放送したんですよね。そこにビックリして」と切り出した。

 NHKは4月25日夕、山口の事件を最初に報じた。被害者は、山口が司会を務めるEテレ「Rの法則」に出演していた16歳の女子高生。NHKの番組が関係しているとは一切触れずに、書類送検の事実を報道していた。

 小倉は「だから、その段階で、(NHKは)ジャニーズ事務所にキチッとした連絡を、前もってしていたのか。『こういうニュースが流れます』っていうことを、キチッとしていれば、ジャニーズ事務所の方から、メンバーにも必ず(事前に)報告あると思うんですよね」とNHKが報道の前にまず事務所に連絡を入れるべきだった、という持論を展開した。

 さすがにこれには、コメンテーターの社会学者・古市憲寿氏が「普通は、こういう時には(事前連絡)するもんなんですか?報道とか事件であっても」と疑問を投げ掛けた。小倉は「だってーー、NHKはこの放送(ニュース)出すことによって、その日から『Rの法則』できなくなるわけですから」と返した。

 古市氏は小倉の返答に納得できない様子で「これがもし(事前連絡したことによって)、事務所から『ちょっとやめてくれないか』って言われて、(それを)のんじゃうのも、どうかって、違う気がするんですけど」と意見。小倉は「いや、やめてくれないか、とかそういうことではなくてね。NHKの発表の仕方にも、アレって思いましたけどね」とコメントした。

 TOKIOの5人は一報が流れた4月25日、フジテレビで「TOKIOカケル」の収録を行っており、メンバーは収録後に報道で事件を知った。

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