小島慶子「実力で評価されたいと勉強している人たくさんいる」女子アナ批判に反論

 元TBSアナウンサーでフリーの小島慶子が19日、ツイッターを更新し、テレビ局が取材対象者からコメントを取りやすいように女子アナを送り込むという一部の意見に「実力で評価されたいと勉強を重ねて実績を積んでいる人は沢山います」と真っ向否定した。

 財務事務次官がテレビ朝日の女性記者にセクハラをしていた問題で、一部でマスコミは取材対象者に食い込むために、実力は二の次で女性記者、女性アナを担当にしているといった意見が上がっている。

 これに真っ向反論したのが、TBSで女子アナとして活躍した小島。「『マスコミは取材対象者のコメントを取りやすいように女性記者や女性アナを使う』という言い方は、女性記者や女性アナは皆、実力がないかのような偏見を助長します」と指摘。「性差別的な役割を期待されていることを知りながら、だからこそ実力で評価されたいと勉強を重ね実績を積んでいる人は沢山います」と強く訴えた。

 続くツイッターでは小島は「元女子アナでオイシイ思いをしたくせにという人へ」と切り出し「その通りですよ」とあっさり認めた。

 その上で「男性と同じ雇用条件であるにも関わらず、若くて見た目のいい女であることに価値が置かれ、女子ロールを求められ、それに適応すればするほど得をする仕事であることに、悩み苦しみました」と女性特有の役割を求められたことに苦悩した過去を吐露。そして「だから言うんです。こんなのもうやめようと」と高らかに訴えていた。

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