ジャニーズＪｒ．のユニット「ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓ」と「東京Ｂ少年」がこのほど、都内で取材に応じ、主演舞台「ジャニーズ銀座２０１８」（２９日～６月３日、東京・シアタークリエ）への意気込みを語った。５１公演３万６００席分のチケットは即日完売。ファンの熱い支持に勇気付けられた１１人は気合十分。先輩のＫｉｎｇ＆ＰｒｉｎｃｅがＣＤデビュー打ち止め説を打ち破ったことにも刺激を受けた。高ぶる気持ちを公演にぶつけ、「Ｊｒ．戦国時代」を駆け上がる。

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　本番に向けて奮闘中の２組に吉報が届いた。販売受付開始の１５日にチケットはわずか数分で完売。空席も覚悟していたＨｉＨｉの猪狩蒼弥（１５）は「自分らをあなどっていた」と驚き、東京Ｂ少年の岩崎大昇（１５）は、「とてつもなくうれしい。（完売は）素晴らしい響き。『この人たちすごい』と言わせたい」と好演を約束した。

　２組合同とそれぞれの単独公演を織り交ぜた全５１公演のステージでは、ジャニー喜多川社長（８６）が考案した、ジャニーズの楽曲に芝居を取り入れたミュージカル「ジャニカル」に初挑戦する。ＨｉＨｉは舞台「ＤＲＥＡＭ　ＢＯＹＳ」で披露した楽曲「Ｗｅｌｃｏｍｅ　Ｔｏ　Ｍｙ　Ｈｏｍｅ　Ｔｏｗｎ」をアレンジ。東京Ｂ少年は、ＳＭＡＰの楽曲「笑顔のゲンキ」で、学生カバンを使った演技に挑む。日替わりの演目でファンを魅了するつもりだ。

　チケット即完以外でも気持ちは高ぶっている。先輩グループのＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅが５月にＣＤデビューすることが決定。ジャニーズのグループの“ＣＤデビュー打ち止め説”がささやかれていただけに、メンバーたちは大きな刺激を受けた。ＨｉＨｉの井上瑞稀（１７）は「扉が開いた」と目を輝かせた。

　Ｊｒ．ではＨｉＨｉ、東京Ｂ少年を含む５組が、ジャニーズ初のＹｏｕＴｕｂｅ番組に出演中。井上は「ジャニーズＪｒ．戦国時代。いろいろなグループが個性を持っている中、公演を２組で任されありがたい。ファンの方、ジャニーさんの期待に応えられるよう頑張りたい」。成功を糧に夢の階段を駆け上がっていく。