おニャン子クラブ、ＡＫＢ４８などを手がけた秋元康氏が立ち上げたテレビ朝日のアイドルオーディション番組「ラストアイドル」のサードシーズンが１４日深夜放送分から開幕し、第２期生の暫定メンバー１２人が初お披露目された。また、新ＭＣにカンニング竹山が就任した。

　勝ち残ったのは篠原望（２１）、水野舞菜（１７）、高橋美海（みみ＝１８）、篠田萌（１６）、木崎千聖（１５）、山本琉愛（るな＝１４）、町田穂花（１５）、延命杏咲実（えんめい・あさみ＝１４）、上水口（かみなぐち）姫香（１５）、畑美紗起（２２）、小田中穂（おだなか・みのり＝１６）、河田梨帆（２１）。

　第１期の条件は「プロアマ問わず兼任可」だったが、第２期は「現在、プロダクションに所属していない（経験不問）」に。オーディションには約３０００人の応募があり、１次書類審査、２次審査（ダンス、歌唱）で約６０人にまで絞り込み、最終審査で初回収録に臨む１２人が選ばれた。次回から入れ替えバトルに臨む。

　各メンバーのコメントは次の通り（抜粋）。

　篠原「もうアイドルは無理かなと思って就職活動に励んでいたのですが、諦めきれず最後の挑戦にしようと思って送った」

　水野「なるべく争いを避けるように生きてきたのですが、今回のオーディションで初めて心の底から負けたくないと思うことができました」

　高橋「根性だけは負けないように心掛けています」

　篠田「全日制に通っていたのですが、通信制の学校に編入し、ダンスのレッスンなどに取り組んできました」

　木崎「以前、名古屋でご当地アイドル活動をしていましたが、みんなが塾通いをしている中、塾にも通わず、頑張って勉強も両立してきました」

　山本「自分がなぜこの暫定メンバーに選ばれたのかも全然わからなくて、誰かに勝てるところがあるのかもわかりません」

　町田「自分の立ち位置は、絶対に譲りたくない。最後まで、挑戦者を全員倒していけるよう頑張ります！」

　延命「小学校２年生から４年生の時までＮＨＫ　Ｅテレのバラエティーに出演させていただき、ＭＣの出川哲朗さんからバラエティーの極意を教えてもらいました」

　上水口「もともとアイドルとして活動していたのですが、学業優先で一度辞め、高校に無事合格したのでオーディションを受けました」

　畑「１期生はもちろん、挑戦者のオーディションも受けて落選してきた（中略）２２歳までの募集だったので、本当に今回がラストチャンス」

　小田中「以前は、地下アイドルとして活動していました。これまでは“地下５階”ぐらいにいたのに、急に明るい地上に出ちゃっていいのかな」

　河田「もともと芸能活動をしていたのですが、就活に専念することを決意して、いったんは引退したんです。オーディションを受けたのは、これでダメだったら諦めがつくなと思って…」