有賀さつきさん、永遠に忘れない…訃報から一夜、元同僚ら別れを惜しむ

 元フジテレビアナウンサーでタレントとしても活躍した有賀さつきさん(享年52)の訃報から一夜が明けた6日も、悲しみと衝撃が広がった。有賀さんは家族や親しい仲間に病状を伏せたまま闘病し、1月30日に入院先の都内の病院で急逝。元同僚や共演者らは、SNSや出演番組などで次々と哀悼の意を表した。

 アナウンサーとして積み上げた知識に加えて、漢字検定一級も取得しクイズ番組での奮闘も光った有賀さん。テレビ朝日系「Qさま!!」(月曜、後9・00)で司会を務めるお笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズ(50)はツイッターで、「漢字の魔女。有賀さつき。永遠に忘れません」と追悼。セーラー服姿でピースする有賀さんの写真を添え、「Qさまの為に自分で制服を作ったりして、可愛かった。さつき学園とか言って」と思い出をつづった。

 昨夏収録され、4日未明に放送された有賀さんの最後の出演番組「日テレポシュレ」などで共演歴があるモデルのアンミカ(45)もブログを更新。「優しい気遣いに、みんなが助けられていました。まだあの明るい笑い声が聞こえてくるようです」と早過ぎる別れを悔やんだ。

 フジテレビ時代の同僚たちも、悲しみが募る一方。有賀さんの入社試験で面接を担当した元フジテレビアナの露木茂氏(77)は、TBS系「ビビット」で、「自分からしゃしゃり出ていくようなタイプではなく、ちゃんと周りの雰囲気を見て、自分の立場をわきまえていた」と回想。元後輩で弁護士の菊間千乃氏(45)も、「スタッフの方も一緒に仕事をしたことを誇らしく思っている感じだった」と人柄をしのんだ。

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