橋下徹氏 相撲協会を怒りの批判「解体」「NHKも放送はダメ」

 日本維新の会の前代表で前大阪市長の橋下徹氏(48)が29日、カンテレ(関西テレビ)のニュース番組「みんなのニュース 報道ランナー」に出演。相次ぐ不祥事に揺れる相撲協会について「相撲協会解体」「NHKも放送しちゃだめ」と切れ味鋭く批判した。

 相撲協会の改革、橋下氏ならどうする?と聞かれた橋下氏。「相撲協会解体。それから大相撲の取組の今場所全部中止」と抜本的な改革案を提示。さらに「NHKもあんなの放送しちゃだめですよ。こんな暴力体質の組織のね、相撲の取組放送しちゃ」と批判の矛先は初場所を放送したNHKにも向けられた。

 相撲協会については「公益財団法人といって、100億円以上の収益があるのに、税金はわずかしか納めなくていい。それも検討しなきゃいけない」と公益財団法人の取り消しも検討すべきとの意見を述べた。

 組織の抜本的な改革とは「1回組織を停止(解体)して、第三者の外部の目を入れて、立ち直らせる改革に取り組まないと」と提案。「1年2年の批判は覚悟して、3年後4年後5年後を見据えてね、抜本的改革をやらなきゃいけない」と自身の大阪府知事、大阪市長当時の体験をふまえて痛みを伴う改革を提案していた。

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