ガンダム芸人若井おさむ 鉄板「マチルダさん!」絶叫もスルー…壮絶に散る

 アニメ「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイのモノマネ芸人、若井おさむ(45)が28日、大阪・アポロ&ルシアスビルで行われたお笑いステージに出演した。おなじみのガンダムの名セリフを随所に盛り込んだネタを展開したが、家族連れ中心の会場はガンダムを知らない世代が8割を占め、鉄板の「マチルダさーん!」の大絶叫までスルーされて悲鳴をあげた。

 若井はアムロの衣装で登場し「東京から『のぞみ』というモビルアーマーで来ました」と挨拶するも、反応が薄く、早くもピンチであることを察知。ガンダムを知っている人に挙手を求めると、後方の中高年男性らが2割ほど。若井は「きょうは皆さんをザクだと思って戦います」と続行した。

 その後は「ブライトさんに怒られる」「ニュータイプ」「ガンタンク」「セイラさん」「こ、こんなに古いものを、父さん…」「(写真)撮りまーす」とネタを繰り出すたびに「あの、これはですね…」「有名なシーンなんですが」と説明を強いられた。

 「もう知らないカタカナが出て来たら、ガンダムの何かだと思って笑って」「お願いです。ダマされたと思って39年前に放送されたガンダムのDVDを見てください」とお願いした。

 散々、苦戦した後に「ガンダムのコントをやります」と果敢に続行。

 アムロがレンタルビデオ店に行き、「エヴァンゲリオン」のDVDに因縁をつけて店員に怒られた後に、15歳ながら「18禁コーナー」に突撃するコント。途中で「昼間に18禁のネタを選んだのは間違いだった」と反省。最後に「マチルダさん、マチルダさん…マチルダさーん!」と絶叫ネタで締めるも、若者世代に完全にスルーされ、あまりのスベリぶりに、後方で見守る父親世代が大爆笑していた。

 終了後、若井は、他の地方ではさらに厳しい戦いが続いていることを明かし「大阪のお客さんは、たぶんボケてるんだとくみ取って、笑ってくださるので、ありがたいです」と感謝していた。

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