NHK、紅白のジャニーズ出演“1減”「枠みたいなことは考えずに」

 NHKが16日、東京・渋谷区内の同局で大みそかの「第68回紅白歌合戦」の出場歌手を発表した。ジャニーズ事務所所属の出演アーティストが、昨年の6から5に「1枠」減少したことについて、矢島良制作統括は「よく聞く『枠』みたいなことは考えずに」選考をしたと強調した。

 今回はデビュー10周年のHey!Say!JUMPが初出場を果たし、TOKIO、嵐、関ジャニ∞、SexyZoneの合計5組が出演するが、昨年まで3年連続で出場していたV6が落選。昨年初出場のKinKi Kidsもリストから外れた。

 両者の落選理由を矢島氏は「総合的な判断」とした。ジャニーズ事務所からの出演枠が減ったのではないか、という指摘には「レコード会社であるとか、事務所であるとか、よく聞く言葉で『枠』みたいなことは考えずに、それぞれのアーティストの活躍や世論の支持であるとか、我々の企画演出に合致するかということで選ばせていただいているので、そういったことでは考えていません」と答えた。

 その上で、今後の増減の可能性についても「(今後の増減)可能性としてはそうですよね」とした。

 ジャニーズは2015年に近藤真彦が19年ぶりに出場を果たし、SMAPらジャニーズ史上最多7組が出演した。

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