紅白歌合戦 白組司会の嵐・二宮 昨年の相葉に続く単独挑戦に「気を引き締めて」

公開トークショーに参加した(左から)滝田洋二郎監督、西島秀俊、宮崎あおい=都内
 紅白歌合戦の総合司会を務める内村光良(左)と紅組司会の有村架純
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 NHKは13日、大みそかに放送する「第68回NHK紅白歌合戦」の総合司会にお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(53)、紅組の司会に今年上半期のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に主演した女優・有村架純(24)、白組の司会に人気グループ「嵐」の二宮和也(34)が決まったことを発表した。内村の紅白司会は初。有村は2年連続。二宮は昨年の相葉雅紀(34)に続き、嵐メンバーとしての単独ソロ司会に初挑戦する。

 司会決定のニュースから約30分後、都内で主演映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」の公開記念イベントに登場した二宮は、共演の宮崎あおい(31)、西島秀俊(46)らから拍手とともに祝福された。

 冒頭で司会者から話を振られると、会場は割れんばかりの拍手と歓声。滝田洋二郎監督(61)が「おめでとう」と言葉を送る中、二宮は何度も頭を下げて恐縮した。

 拍手がやむと、表情を引き締め「これで12月31日の際(きわ)っ際まで働くことが決定しましたので…気を引き締めて!!体調管理を気をつけて頑張っていきたいと思います」と宣言。相葉からバトンを受けつぐ形となった司会への意気込みを語った。

 NHKを通じても「内村さん、有村さんと一緒に、NHKホールが実家に帰ってきた様な温かい空間になるよう、努力し、皆様と一緒に今年を振り返りたいと思います。笑って2018年を迎えましょう」とコメントを発表した。

 5人組の嵐はグループとして、第61~65回に5年連続で白組司会を務めており、昨年、単独では初めて相葉が司会を担当。このままいくと、東京五輪開催年の2020年まで嵐メンバーの単独司会“嵐ローテーション”が続くことも考えられるが、NHKの広報は「来年以降は未定です」と回答した。

 紅白司会は当事者が出席した会見を行うのが通例だったが、昨年はスケジュールの都合で会見はなし。今年もスケジュールの都合で番組公式サイトでの発表となった。

 映画イベントでは、宮崎らとともに来場者からの質問に答えた。

 絶対味覚を持つ現代の料理人(二宮)が、かつて天皇の料理番が考案した幻のフルコースを再現すべく奮闘する感動作。主人公がクライマックス近くで思い出のカツサンドを食べるシーンで、なぜ泣きそうで泣かなかったのか、との問いに「泣いたら負け、みたいなことだったんです。(主人公が)マイナスからゼロに戻って、ここから始めるんだっていうのがあの料理だったので」と説明していた。

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