篠沢教授 妻・礼子さんがクイズダービー出演秘話明かす 通夜しめやかに

 メモリアルコーナーに展示された篠沢秀夫さんの写真
 メモリアルコーナーに展示された篠沢秀夫さんの写真
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 TBS系人気番組「クイズダービー」で活躍し、10月26日に死去した学習院大名誉教授の篠沢秀夫(しのざわ・ひでお)さん(享年84)の通夜が6日、東京・護国寺で営まれた。喪主の妻・礼子さん(77)は亡き夫の「クイズ-」出演理由を「上の子が亡くなった後で『気晴らしだ』って言ってましたね」と明かした。ショックをいやすためだったが「役者志望だったから、人気が出てうれしかったみたい」と説明した。

 篠沢さんは09年の筋萎縮性側索硬化症(ALS)発症後も笑顔を絶やさず、礼子さんは「神様のよう」と表現。闘病中も執筆を続け、「クイズ-」で共演した女優の竹下景子(64)と長山藍子(76)の名前を付けた木のある公園を散歩していた夫を「お疲れさま」とねぎらった。

 遺影は60代前半ごろ、仏留学から帰国後に撮影されたもので、戒名は「佛地院寛道秀光居士(ぶっちいんかんどうしゅうこうこじ)」。ひつぎには親友だった俳優の故児玉清さんとの写真などが納められている。葬儀・告別式は7日に護国寺で営まれる。弔辞は竹下と長山、篠沢さんがALSの治療を相談していたノーベル賞受賞者の京都大学・山中伸弥教授(55)が読む。

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