STUデビュー曲発売延期を発表…船上劇場の完成遅れで

 アイドルグループ・STU48が、11月1日に予定していたデビューシングル(タイトル未定)の発売を、来年1月31日に延期することが18日、分かった。同運営事務局から発表された。

 延期理由として事務局は「造船会社を含む関係各社とは打合せを重ねてはおりますが、現状、まだ船上劇場を発表できる段階ではなく、メジャーデビューするタイミングとして適当ではないと判断しました」としている。

 STUは昨年10月のAKB48グループじゃんけん大会で、瀬戸内7県を本拠地とし、瀬戸内を航行する船内に専用劇場を作り、今夏公演デビューすると発表されていた。だが、関係者によると、既に劇場用の船舶は購入し、改装を行っているものの、現時点で公演開始のメドは立っておらず、年内の始動は困難な状況になっていたという。

 今月10日に都内で行ったトークショーでも、センターの瀧野由美子(19)らメンバーは劇場について「何も聞いていません」と困惑気味に話していた。STUは今年3月に最終オーディションを終え、5月に広島県内で行われたイベントでお披露目。そこから48グループ最速となる半年でのCDデビュー予定だった。今回の延期で、お披露目からCDデビューまで273日となったが、これまで最短だったNMB48が284日だったため、姉妹グループ最速デビューの座は守った。

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