喫煙者の坂上忍と松嶋尚美、自民党の“失言王”に迷惑顔「何言ってくれてんだ」

 俳優の坂上忍(49)とタレントの松嶋尚美(45)が、坂上が司会を務める24日放送のフジテレビ系「バイキング」で、自民党の“失言王”大西英男衆院議員(70)に喫煙者の立場から苦言を呈した。

 大西氏は15日の党厚生労働部会で、分煙について話していたがん経験者の三原じゅん子参院議員(52)に「(がん患者は)働かなければいいんだ」とヤジを飛ばし、謝罪したものの発言は撤回せず。それどころか当初は発言自体を否定していた。

 大西氏は愛煙家と伝えられており、松嶋は「この人の…オッチャン、大西さんの言い方一つで、もうちょっと喫煙の人たちの味方にもなったんやろうけど」とガッカリ。坂上も「僕らのように喫煙者にしたって、オッチャンね、アンタ何言ってくれてんだよってなるよ、これは」と迷惑顔だった。

 【大西議員、過去の失言&暴言】

 ◆2014年2月 衆院総務委員会で上西小百合衆院議員に「子供を産まないとダメだぞ」と、セクハラともとれるヤジ。

 ◆15年6月 党の文化芸術懇話会で、安保法制に批判的なマスコミに対し「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番」と、民主主義の根幹である報道と言論の自由を否定するような発言。

 ◆同月 安保法制に批判的なマスコミについて、報道陣に「懲らしめなければいけない」「誤った報道をするようなマスコミに対して広告は自粛すべき」と、またしても報道機関への恫喝(どうかつ)ともとれる発言。

 ◆16年3月 党の勉強会で「巫女(みこ)さんのくせになんだと思った」と、職業差別ともとれる発言。

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