坂上忍、バレンティンの堅実打撃に不満「ヤクルトじゃしてないのに」

 俳優の坂上忍が9日、フジテレビ系「バイキング」で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でオランダ代表として出場しているヤクルトのバレンティン外野手の活躍に不満そうな表情を浮かべた。

 番組では1次リーグ2連勝を飾ったWBC日本代表・侍ジャパンについて議論。日本が勝ち進んだ場合、オランダやイスラエルがライバルとなってくることなどが報じられた。

 これに坂上は「腑に落ちない」と切り出した。坂上は熱狂的なヤクルトファンだが、オランダにはバレンティンが主砲として君臨。しかも今大会の打率が7割を超えるなど、大活躍している。「ぼくはヤクルトファンだけど、バレンティン、今大会ではチームバッティングに徹してない?」と、ヤクルトの時とは違う働きに不満げ。

 ゲストとして出演した元メジャーリーガーの石井一久は「国だからじゃないですか?」とその違いの理由を語ったが坂上は「ちょっと待って!国だからチームバッティングする?ヤクルトじゃ大したチームバッティングしてないよ」と、ヤクルトでは見せない堅実バッティングに納得いかない表情。

 石井は「(ヤクルトでは)やっぱり自分のホームランがみたいんじゃないですか」と、日本ではチームよりも自分のプレー優先しているのではと分析。「ここぞというときには集中力を発揮する選手なので、ここが今なんじゃないですかね」と話し、坂上も「それだけ国を背負って。それが世界大会の面白いところだから」と不満もにじませながら、自分に言い聞かせるように話していた。

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