元ＴＢＳアナウンサーの吉川美代子（６２）が２０日、日本テレビ系「人生が変わる１分間の深イイ話」に出演し、がんであることを告白した。

　吉川アナは「ごくごくごく初期のがんが見つかったんです」とし、深刻な病状ではないことを強調した。画面にはテロップで「独り身の吉川さんにとってショックは計り知れなかった」と心中を表した。

　吉川アナは告知を受けた時には「冷静に受け止めることができた」と思ったという。しかし、診察を終えて自動精算機に診察券を入れようとしても手が震えて入れることができなかったそうで、やはり気が動転していたことを振り返った。すでに入院して手術も受けた。抗がん剤治療も受けた。現在は半年に１回、検査を受けており、術後の経過は良好という。

　吉川アナは「再発が怖い。両親もがんで亡くしている」と話し、免疫力をアップするために「血行促進」や「冷え性」などを改善するために２０種類以上の漢方薬を毎日飲んでいるという。がんの部位など詳細については明かさなかった。