片岡愛之助、初ミュージカルで“先輩”紀香から金言

会見に臨んだ片岡愛之助=都内
会見に臨んだ片岡愛之助(左)と宮本亜門氏=都内
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 歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)が20日、都内で行われた、主演ミュージカル「コメディ・トゥナイト ローマで起こったおかしな出来事 江戸版」の製作発表会見に、演出家の宮本亜門氏(59)と出席。初のミュージカルに挑む愛之助は、妻で女優の藤原紀香(45)からアドバイスを受けたことを明かした。

 紀香は10年の「キャバレー」など、ミュージカルの主演経験は豊富。また、紀香のミュージカル初挑戦となった08年の「ドロウジー・シャペロン」も、演出を宮本亜門氏が担当しており、夫婦ともに“デビュー作”が宮本亜門作品となった。

 紀香からは、ミュージカルの“先輩”として「歌っていうのは、普通のセリフとは違う。声を早く起こしておかないと出ないから、(開演の)6時間前には起きておかないと」と助言されたという。また、家庭で台本読みなどの練習をするという愛之助だけに、今作に関しても「(練習相手を)やってくれるんじゃないですかね。いつもやってくれますから…。家の中を走り回ることになりそう」と、紀香を相手に自主稽古を行う予定を口にした。

 正月には、毎年恒例となっている故・十三代片岡仁左衛門邸での年賀に、紀香を伴って出席した愛之助。「そこに妻が座っている、というのが初めてだったので、感動しましたね」と振り返った。さらに宮本氏からも「幸せは、一段とあふれましたよね」と水を向けられ、照れ笑いを浮かべるなど、幸せいっぱいの様子だった。

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