パーマ大佐「森のくまさん」ネタ封印 替え歌騒動一夜明けR-1・2回戦出場

 童謡「森のくまさん」の替え歌が騒動になっている芸人のパーマ大佐(23)が19日、都内で開催されたピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2017」2回戦に出場、騒動に初めて言及した。

 パーマ大佐は午後8時過ぎ、スーツ姿にウクレレ持参で登場し「お騒がせしてます」とあいさつ。2分間のネタ時間で「一年生になったら」「クラリネットこわしちゃった」などの童謡に歌いながらツッコミを入れる「突っ込みアンサーソング」ネタを披露した。18日のライブに続き「森のくまさん」ネタは封印。出演後は無言で会場を去り、3回戦には無事、進出した。

 前日18日、「森のくまさん」の日本語歌詞を手掛けた馬場祥弘氏(72)が、替え歌を収録したCDで著作者としての人格権を侵害されたとしてパーマ大佐と制作、販売したユニバーサルミュージックに慰謝料300万円の請求を通知。CDの販売差し止めやインターネット上の動画の削除も求めたことから騒動になった。

 替え歌は、本来の詞とは別の詞やメロディーが加えられており、主人公の女の子がワケありで、クマと恋に落ちて警察から逃げる内容になっている。訳詞者として名前が記載されている馬場氏は「自分の詞とは情感に反する。改変後の詞も自分が作ったような表記はおかしい」と話しているという。

 またこの日、ユニバーサルミュージックに馬場氏サイドからCD販売中止を求める通知書が届いたといい、担当者はデイリースポーツの取材に「対応を協議中です」とした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス