上沼恵美子のM-1大暴れにABC社長は感謝「ワサビ的存在」

 大阪・朝日放送(ABC)の脇阪聰史社長が18日、大阪市の同局で新春社長会見を行い、吉本興業との共催で開催した昨年12月の漫才ナンバー1決定戦「M-1グランプリ2016」の総括を行った。

 昨年大会で7年ぶりに審査員を務めたタレント・上沼恵美子が、スリムクラブを公開説教するなど“大暴れ”した件について聞かれると、同社長は「ノーコメントにさせてもらえませんか」と笑いを誘いつつ、「スリムクラブへの、まさに愛情の裏返しでしたね。独特の毒舌と、裏返しの愛で、ワサビ的な存在でした」と大会の盛り上げに感謝した。

 審査員席で上沼は冒頭から「ファッションモデルの私に審査員できるかしら」とボケ、若手の将来を左右する重責に「帰りたい~!」とのうめき声も。

 2010年大会で2位となり、今回も決勝進出したスリムクラブのネタ披露後には「あの時(10年)は、家で見ててスリムクラブが優勝やと思ったけど、今回は無理がありましたね。飛びすぎ!親しいから言うとくけど、どないしたんや!しっかりせんかい!まだ優勝してないねんから(初心に)戻りなさいよ。思い上がりみたいなんがネタにありましたね」と上沼節がさく裂した。

 司会の今田耕司が「高評価やと思て振ったら、ボロクソでした…」と笑わせ、ネット上は「優勝上沼」と盛り上がっていた。

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