神戸のNPO法人「Future Code」が震災復興イベントに参加

 阪神淡路大震災発生から22年を迎えた17日、神戸市長田区の西神戸センター街で、震災の復興祈念イベント「ONE HEART」が行われた。地元・神戸を拠点とする認定NPO法人「Future Code」の大類隼人代表理事と水沼里恵事務局長が出演し、神戸から世界への支援を訴えた。

 「Future Code」は「世界中の医療に未来への鍵を」との思いを込めて名付けられた。医師でもある大類代表を中心に、主に開発途上国における医療、公衆衛生、教育系の活動をメインとしている。

 また、医師や看護師などの医療従事者だけでなく、行政書士、デザイナー、IT関連、大学関係者などさまざまな職業の人々が集結。「開発途上国で医療が行き届かない原因や理由はさまざまであり、医療だけの視点で解決しない」との信念を胸に、積極的に現地へ渡って支援活動を行っている。

 ステージで来場者に支援を呼びかけた大類代表は、「この日、大きな痛みを知る神戸だからこそ、国境や宗教超えて人道支援をする、入り口の1つになれたらなと思っています」と意義を説明。「自分たちは、神戸に育てられた。神戸の力を生かして、世界中の医療や貧困の削減に貢献することが、神戸の未来をつくる一つの力にもなると思う」と話した。

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