KOBerrieS 長谷川鈴菜、虎ドラ3と“共闘”で全国へ

 神戸のご当地アイドルグループ・KOBerrieSの新メンバー・長谷川鈴菜(18)がこのほど、デイリースポーツの取材に応じ、高校の同級生で、阪神のドラフト3位ルーキー・才木浩人投手(18)とともに全国での活躍を目指す思いを口にした。

 2人は兵庫・須磨翔風高の3年生で、2年時はクラスメート。現在も英語の授業では席が隣り合わせだという。長谷川は才木について「私の小テストの紙に、ずっとサインの練習をするんです。提出するのが恥ずかしい」と笑顔。「同じクラスのときも委員長で、すごいムードメーカー。知らない人はいない子でした」と説明した。

 自身は昨年8月のオーディションでKOBerrieS入りし、今年本格的にデビューするだけに、「場所は違えど、切磋琢磨していければいいなと思います」と話した。

 女優・新垣結衣(28)のファンで、共演を熱望する才木だが、長谷川との“共闘”にも前向き。「甲子園で始球式、やってくれるんやろ?」と声を掛けられたという長谷川は「いつかその夢が叶えばいいですね。入場テーマ曲も歌いたいです」と声を弾ませた。

 同級生とともに全国の舞台を目指す長谷川。活動の第一歩として、15日に神戸市のライブハウス「チキンジョージ」で行う単独ライブに出演し、18日には新曲「ありがとう~Dear パパ ママ~/growing up!」が発売される。

 今年はメンバー全員にとって、心機一転の再出発となる年だ。昨年、藤本あきな(21)以外のメンバーが全員卒業。唯一残った藤本をキャプテンに据え、昨年加入した3人を加えた4人体制に。新体制では単独ライブもCD発売も、初めての経験となる。

 藤本は「1年前は一番下やったのに、半年後には一番上になって…。これからどうなるんだろうという不安も大きかったけど、私なりにまとめて、自分が一番楽しんでたら大丈夫かなと思ってキャプテンをやっています」と笑った。昨年5月に加入した大出姫花(16)は「たくさんのメンバーが卒業して、不安もあったんですけど、今のメンバーが支えてくれたので…」と述懐。同じく岡野春香(20)は「キャプテンと学年が同じで、お姉さん側なので、まだまだ勉強しないといけないことはありますけど、支える側に回れたらいいなと思います」と自覚を見せた。

 新たな出発としての新曲には、歌詞に地元の「神戸」という都市名が何度も登場する。藤本は「まずは神戸で、たくさんの方に聞いてもらうのが一番。そういう歌を歌わせてもらえるのはうれしいことです」と話した。

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