【紅白】嵐・相葉 歌唱中の涙の理由明かす 初のソロ司会で「ようやくホッと…」

 「第67回紅白歌合戦」(31日、NHKホール)

 初めてソロで司会を務めた嵐の相葉雅紀が31日、紅白放送終了後に本紙などの取材に応じ、初のソロ司会の自己採点に「ポンコツ司会者でした」と反省した。また、歌唱中の涙の理由を「ようやくここまで来たなとホッとした。感動しちゃいました」と明かした。

 グループでは2010年から5年連続で司会を務めていたが、今年は初めて単独で挑戦。司会&大トリという、白組では初、紅白全体でも美空ひばりさん以来46年ぶり2人目の大役を果たした。歌唱前からすでに目を赤くし、感極まった様子だった相葉は、歌唱中には目に涙をためるなど、感無量の様子だった。

 4時間以上の司会をこなした果てに、大トリとしてグループで歌唱。涙する場面もあり「4時間、いろいろドタバタがあって、最後に自分たちの歌に来たときに、ようやくここまで来たなとホッとした。『One Love』を歌ったときに何も考えられなくて、感動しちゃいました」と振り返った。

 5人での司会との違いについては「単純に分量ですね。今回はアーティスト1人1人のちょっとしたコントとかがあって、ゴジラや(スペシャルゲストの)タモリさん、マツコ(・デラックス)さんもあってボリュームが多かった。すごい詰め込んだ紅白という気がした」と興奮冷めやらぬ表情だった。

 歌唱前、紅組司会の有村架純から感想を問われると、「すいませんでした、ありがとうございました」と恐縮しきり。その言葉通り、初の単独紅白司会という大役に緊張感が隠せなかった相葉は、細かい“ミス”を連発。東京都庁からTOKIOが中継出演した際のインタビュー進行や、ラジオの中継の紹介の際には、予定された紹介を忘れて次に進めようとしてしまった。それでも、全体的には大きなアクシデントもなく終了した。

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