NHK籾井会長、SMAP紅白「チャンスある」

 NHK・籾井勝人会長(73)は1日、東京・渋谷の同局で定例会見を開き、大みそかをもって解散するSMAPの紅白歌合戦への出演可能性について「十分チャンスがある」と自信を見せた。11月24日に発表された出場者には入っていなかった5人に対し、本番ギリギリまでオファーしていくとし、かねて意欲を見せていた“直接出馬”を実行に移す構えも見せた。また、和田アキ子(66)ら落選した“功労者”には感謝するとともに、「若返りは必要」と話した。

 NHKのトップが、SMAPの“逆転紅白”へ自信を見せた。

 「十分チャンスはある。最後の最後まで熱心にオファーを続ける」

 11月24日の出場者発表で名前のなかった5人に対し、同局はオファーを認めた上で出演可否の返答がないと明かし、今後も企画や特別枠での交渉を続けていくとしていた。SMAPのラスト出演を熱望してきた籾井会長はこの日、かねて意欲を見せていたジャニーズ事務所サイドへの“直談判”へ動く構えを見せた。

 これまでは「まずは現場に任せている」と静観してきたが、紅白本番まで残り1カ月弱。「私が出向いて、ダメなら終わりになる。いよいよ出向いて!の時にお話しする」と最終局面を見計らって出陣するとした。

 現状、大みそかにSMAPが集結する可能性は低く、紅白への出場は厳しい状況に変わりはない。“十分なチャンス”の根拠を「勘ですね」とした籾井会長だが、「こちらの意図は伝わっている。最後の最後まで粘り腰でやる」と、民間企業のトップとして世界を舞台に活躍してきた感性で大どんでん返しを狙う。

 また、籾井会長は、紅白卒業を表明した細川たかし(66)、和田アキ子(66)らベテランの名前が出場者から消えたことについて「(功績に対し)大変感謝はしておりますし、出ていただけないのは残念でもあります」と思いやった。一方で、「紅白というのは時の流れとともに、歌手の皆さんも変わっていく。若返りも必要」と“変化”に理解を求めた。

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