ASKA容疑者送検…容疑認めぬまま 自宅からの押収物と合わせて解析へ

 覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで28日に逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)が30日、留置されていた東京湾岸警察署から送検された。80人ほどの報道陣が集結し、警察官10人以上が警備にあたる中、午前8時24分、メガネ姿のASKA容疑者を乗せたワンボックスカーは、東京地検へと出発。ASKA容疑者は後部座席中央に座って顔を上げ、表情を変えることなく前を向いていたが、時折、報道陣への視線を外すように斜め方向を見つめていた。

 ASKA容疑者が28日の逮捕直前、都内のホテルに滞在していたことも、警視庁組織犯罪対策5課への取材でこの日、分かった。ASKA容疑者は逮捕前に応じたテレビ番組の電話インタビューで、「物を書くときに借りてる部屋がある」と自宅とは別の仕事場の存在を明かしており、滞在していたホテルがその部屋の可能性もある。

 29日にASKA容疑者の自宅の家宅捜索が行われたが、同課はホテルの一室も捜索して、パソコン、USBメモリー、ボイスレコーダーを押収。自宅から押収した外付けハードディスクなどと合わせて、保存データを解析し、覚醒剤の入手先の調べを進めるという。

 ASKA容疑者は「絶対にやっていない」と容疑を否認しているが、東京地裁は12月9日まで10日間の勾留を認める決定をした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス