TBS社長 巨匠・堺正章に直接感謝 「チューボー」最後の収録に立ち合い

 TBSが30日、同局内で定例の社長会見を開いた。武田信二社長が、会見に先立ち、この日に行われた堺正章がメーン出演し、年内で終了する長寿料理番組「新チューボーですよ!」(土曜、後11時30分)最後の収録に立ち会ったと明かした。

 番組は「チューボーですよ!」のタイトルで94年4月にスタートした。多芸な堺正章が「巨匠」として、アシスタントとともに、「街の巨匠」と呼ばれるシェフたちの料理づくりに挑戦するというスタイル。歴代のアシスタントとゲスト、堺との丁々発止のやり取りが最大の魅力で、土曜の深夜を長年彩ってきた。

 12月24日放送回で約22年の歴史に幕を下ろす。ちょうど、この日の定例会見と同じ日に最後の収録を行っていたといい、武田社長は「ご挨拶にうかがって、巨匠(堺)、出演者の皆さん、制作しているプロダクションの方々、スポンサーの皆さんにご挨拶をしてきました」と直接、堺らに感謝の言葉を述べてきたと明かした。

 過去には、スポンサーの意向に視聴者ターゲットと視聴率がそぐわないのではないか、として営業局内で番組存続を議論されたこともあったという同番組だが、TBS内でも記録に残る長寿番組になった。武田社長は「それぞれ一つの時代が終わったというか、巨匠を含めて役割を果たしたんだなあとあらためて深く思いました」と感慨深げだった。

 なお、後番組については「検討中」としている。

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