２２日になくなった俳優・平幹二朗さん（享年８２）の通夜が２７日、東京・青山葬儀所で営まれ、参列した女優の高橋惠子（６１）が平さんへの“違和感”を口にした。

　９月、平さんが出演していた舞台「クレシダ」を鑑賞し、楽屋まで足を運んだという。その時の様子を「舞台では全然感じなかったけど、平さんは『中身はボロボロだよ』って言うんですよ。あれ、いつもの平さんと違うなと思っていたら、まさかこんな急に逝くとは…」と明かした。

　平さんと名コンビと言われた演出家の故蜷川幸雄氏を引き合いに「あの世の蜷川さんがさみしいと呼んだんじゃないですか。もう知り合いがあの世の方の方が多くなってしまって」と語り、「私も元気なうちに、平さんに教えてもらったことを出していきたい」と誓った。