平幹二朗さん急逝 NHK今後は追悼番組を検討
舞台やドラマなどの第一線で活躍した俳優の平幹二朗(ひら・みきじろう)さんが23日、急逝した。
平さんは、綾瀬はるか主演のNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」シリーズ(今年3月より2年間で3シリーズ放送)にも聖導師役で出演中だった。
NHKの木田幸紀放送総局長は24日、都内での定例会見で、すでに今年の8月までに収録を終えているシーズン2(来年1月スタート、全9回)は、予定通り放送すると明言。本格的に撮影に入るシーズン3(放送は来年以降)は「重要な役柄ですので、内容を変えるのか、違う配役でやるのか、何らかの対応が必要。詳しいことは決まっておりません」と、今後対応を検討していくこという。
平さんは大河ドラマの出演も多く、70年に「樅の木は残った」で主人公の原田甲斐を演じたほか、73年「国盗り物語」でも主演として斎藤道三を務めた。今後は追悼番組を検討するという。