俳優の香川照之（５０）が２１日、ＮＨＫ「あさイチ」に生出演し、“昆虫愛”を切々と語った。

　番組では、新ドラマで共演する阿部寛とともに生出演。ドラマや、お互いの印象などについてトークを繰り広げた。

　その中で香川の目が一番輝いたのが「昆虫」話。香川は今年５月に放送されたＴＢＳ系「櫻井・有吉ＴＨＥ夜会」で、「Ｅテレで昆虫番組をやりたい！」と訴え、ＮＨＫ・Ｅテレで「香川照之の昆虫すごいぜ！」という番組スタートさせたほどの昆虫好き。この日も「カマキリが大好きで。子供のときからずっと見ていた。エサを捕まえるまでに向かっていく動きとか…」と、目を輝かせてトークを始めた。

　途中、有働由美子アナウンサーから「私は昆虫、よくわからないけど、なんで大人になってもそんなに夢中になれるんですか？」とストレートな質問をぶつけられると「動きがね、いろいろなことを教えてくれるわけですよ。（昆虫は）行動を見られているという意識がない。こうしたいからと向かっていく姿がいい」と、本能のままに動く姿に惹かれているとした。

　更には「変身もすごいでしょ」と興奮。「セミなんて、７年間黙って土の中にいて、出てきた瞬間、鼓膜破れるぐらい鳴くんですよ？自分自身がうるさくないのか。７年間ひと言もしゃべってないやつがいきなり…。二次会まで黙って飲んでた奴が、三次会で盛り上がってカラオケでマイク離さないみたいな」と力説すると、横で聞いていた阿部も「セミの話、すごい面白いですね」と苦笑していた。